顔面神経麻痺とは?
右顔面神経麻痺発症。
2024年1月10日。
起床。すぐに気づきました。「ん?右の目が片方だけ閉じれない・・・。」すぐさま鏡を見に行くと右目だけピクピクと動きはするけどまばたきが出来ていない。右側だけ閉じるということが出来なくなっていました。両目は閉じても半開き。これは大変なことになったと思いました。それと歯磨きをすると右側の舌がしびれていて感覚がおかしい。また口も動かしにくいなと感じました。脳梗塞か?と怖くなって、一刻を争うかもしれなかったので家族に連絡をとり、大きな病院の救急受付へ連れて行ってもらいました。脳の障害と判別するために問診や平行歩行や手の運動、目の運動を診てもらい、MRIを撮りました。結果は脳に異常はなし。ひとまずホッとしました・・・。
脳に異常はないが、明らかに右顔面が障害されていたので、診断は「右顔面神経麻痺」という結果でした。専門は耳鼻科との事でしたがあいにくその病院では休診で、近くの他院に紹介状を書いて貰ってすぐに行きました。その救急の先生曰く「この病気は時間が大事だから、すぐに行くように」との事でした。
耳鼻科に通院開始
持参した紹介状を渡し、問診の記入をして待ちました。紹介状があったことと事前に救急の先生から説明の電話をしていて下さったおかげで、早めに診て頂けたように思います。
診察室に入り、まず顔の状態を診て貰いました。現時点でどのくらい右顔面が動かせるかを40点満点で評価する「柳原法」を使用しました。結果は20点。初診の時点でこの点数が20点以上あれば軽症、18~10点は中等症、8点以下は重症と分類されるようです。
その後、耳の中を診たり聴力検査をしました。耳の中に疱疹ができていたり、聴力に影響が出ていれば、より重い診断となるようでしたが、結果は問題なしでした。診察の結果は、救急で言われたとおり、「右顔面神経麻痺、ベル麻痺だろう。」とのことでした。
右顔面神経麻痺の治療開始
経口薬で出たお薬は、
- ステロイド薬(神経の炎症を鎮める)
- 抗ウイルス薬(増殖を抑える)
- 整腸薬
- ビタミンB12薬(神経に働きしびれや痛みを改善)
- 血流改善薬(血流を増加して代謝を亢進)
の5種類です。
ステロイドが入った点滴も毎日受けて下さいとのことで計11回通う事になり、今日で10回目が終わったので明日で終わりです。
治療の副作用
すごく実感していることがあるのですが、それは
「寝にくくなったこと」、「食欲がバグっていること(満足しない)」、便秘になったこと」です。
この病を発症する前は8時間ぶっ通して寝れていましたが、治療を開始してから2時間毎に目が覚めてしまい、またハッキリと覚えている夢を見たりしてなかなか熟睡できていないと感じます。熟睡できていないのに眠くもならないので困っています。軽めの眠剤を飲むことになりました。
次に食欲がおかしくなりました。ご飯を食べても満足できず、大量に食べてしまいます。体に良くないのでつらいなと感じます。
最期は便秘になったことです。腸が動いていないのか、いきなり便秘になったので苦しいと感じます。
顔面神経麻痺を発症する1日前までの様子
実は1月2日に38.5℃の高熱を出していて、正月だったため病院に行けず放置してしまい、のどの激痛や咳があったのにそのまま放っておいてしまっていました。そこからの抵抗力の低下、もともともっていたのであろうヘルペスウイルスが暴れてしまい、神経で増殖・炎症を起こしダメージを与えてしまったのだろうと考えられます。
麻痺発症前日の夜は、顔が真っ赤っかで、体調もなんか悪く、寝れなかったのでなんかおかしいなと感じていました。翌日起きてみると、右目のまぶたが閉じれなくなっていました。
「まとめ」ある日突然まぶたが閉じれなくなり右顔面神経麻痺になった話
この記事を書いている日は発症してから10日経ちました。
今後は発症から10日程度経った時に受ける電気診断法の「ENoG(エレクトロニューログラフィー)」を受けようと紹介状を準備して貰っている状況です。この検査は顔面神経麻痺の予後を診断できる方法みたいで、今顔面の神経が何%切れずに残っているのかなど判定し、治癒が予後良好なのか不良なのかを判断できるそうです。また追って記載していきます。
とにかく、「顔面神経麻痺になったら時間が大事。」一刻も早く病院(耳鼻科)へ行って薬の処方が必要な病です。
美味しいチョコレートを探す事が好きで、バレンタインでもないのにチョコレート専門店に通う私です。 今回は、チョコと言えばの本場ベルギーでチョコ巡りをして来たので、レポートしたいと思います。 現地にしかないショップがたくさんあってテンシ[…]